全部ぼくの言葉で 全部ぼくの事柄を 全部表せたら良いのに なんて嘯いた日々も束の間にして そんな傲慢が許されない程度には 凡才以下でありたいと願うのだが 僕らの自由は言葉の上にしかないから それでもまた紡ぐことをやめられない そんな僕らの不器用を そんな僕らの不平等を そんな僕らの不自由な自由を 愚かだと嘲って欲しい。
shinya
elica